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身に沁み込む

 仏法は、頭や心で聞くのではない。身で聞くのです。身に響かないと自分の問題になりません。身を通して聴かないと、生活に関係ないものとなります。生きる力・喜びになりません。何十年仏法を聞いても、ただ話を聞いただけで終わってしまいます。仏法を身で聞き、身に沁み込んだ人は、「お慈悲はぬくいいです、あたたかいです」と話されています。それは我が身が智慧の光に照らされ、我の壁(卵の殻)が破られ、救われないわが身の姿が知らされ、その私を「決して見捨てない、必ず救う」というお慈悲が我が身にしみ込んだからです。仏法は自我の壁(殻)が破られなければ、大きな広い仏さまの世界に出ることはできません。ただどうしても自分の力では自我の壁を破ることはできません。仏の力(他力)なくしては破ることが出来ないのです。それ故に仏法を身を通して聞かねばならないのです。

at 18:41, 不死川 浄, -

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