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念仏とは聞くものです(2)

 浄土真宗は仏のみ名(念仏)を聞く教えです。これしかないのです。ただ念仏ひとつです。聞名の宗教と言われています。念仏者とは仏のみ名が聞こえた人です。阿弥陀如来が私たちの器量を見抜いて、私たち凡夫を救うにはこれしかないと念仏になられたのです。念仏とは仏の仕事であり、仏の功徳です。念仏の功徳とは阿弥陀さまのハタラキであり人間のハタラキではありません。しかし念仏を一生懸命少しでも多く称えることが自分の功徳、自分のハタラキと思っているから仏に遇えないのです。念仏とは仏さまの方から遇いに来てくださっているのです。その仏の声が聞こえたら「ありがとうございます」と念仏を称えるのです。まだ仏の声が聞こえない人は、念仏を称えてみてください。どんな耳の遠い人でも聞こえます。その声は自分が称える声ですが、阿弥陀さまが念仏となり「必ず救う、心配ない」という仏の声なのです。仏のみ名が声となりよびかけてくださっているのです。一声一声が我が身に響いてくると大きな喜びとなります。生きる力となります。「み仏のみ名を称えるわが声は、み仏の我をよびますみ声なりけり」「み仏のみ名を称えるわが声は、わが声ながら尊とかりけり」(甲斐和里子)

at 02:11, 不死川 浄, -

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