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花と人間

  「花には人間のようにかけひきがないからいい。ただ咲いてただ散ってゆくからいい。ただになれない人間のわたし」「人知るもよし 人知らぬもよし 花は咲くなり」 花には人間のように、知恵・自我・欲望がないから美しいし、私たちに喜びや安らぎを与えてくれます。人間のようにハカライ、欲望を抱き、自我に執着すれば、周りの眼が気になるし、駆け引きもするようになります。世間の眼・評価・優劣を気にするようになります。花は人に知られようが、人に知られまいが、ただ咲いてただ散っていくところに花の偉大さがあります。本当にただになれない人間の私です。 「花を見る 花も見ている」のです。花に見られたら本当に恥ずかしい人間の私です。ただになれない私たちは、恥ずかしいと気づかせてくださる仏さまの智慧・光、仏さまの慈しみの眼を生きる支えとし、大いなるいのちの働きにまかすしかないのです。ただ念仏です。

at 17:01, 不死川 浄, -

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