2013.04.28 Sunday
光と闇
光は闇から生まれる。闇無くして光は生まれない。私たちの心の闇を破るために、仏の光は生まれたのです。同じように病人がいるから薬がうまれてきたのです。私たち煩悩いっぱいの凡夫という病人を助けるために念仏という薬が生まれたのです。 凡夫という病人には、念仏という薬しか助からないのです。何故この薬を飲まないのか? それは自分が病人という自覚が無いからです。病気でないのに薬を飲む人はいません。 真っ暗闇の中に、光が射しこんできたら感動します。闇の中でこそ、光の尊さ、有り難さに気づきます。私たちが自力では救われない煩悩いっぱいの凡夫と気づけば、煩悩を持ったままで救われる念仏の尊さ、有り難さに気づくのです。