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仏のよび声

  お念仏とは、苦るしんでいる人を救うために阿弥陀如来が涙しながら「我にまかせ、必ず救う」「決して見捨てない、私があなたの生きる力となる」と叫んでいるよび声です。慈悲の悲とはカルナーという言葉で「うめき」という意味であり、悲という字は「心が引き裂かれたという字です。仏とは縁起に生きている方なので、他者の苦しみが我が苦しみであり、何としても救わずにおれないとい常に働いてくださっているのです。たとえば親と子が遊びに行き、子供の姿が見えなくなったら,「お父さんここにいるよ」とよびかけずにおれません。親の名のりであり、親の助けずにおれないという願いのこもったいのちの叫びです。阿弥陀如来の救いは十方衆生です。一人も漏らしてはいけないのです。ではどうすれば救うことが出来るのかと長い間思案され、どんな人にもたもち易く称え易いように南無阿弥陀仏となられたのです。名前となれば人々が口に称える時、自らを顕すことが出来るからです。阿弥陀如来は「わが名を称えて生きておくれ、我が名を生きる支えとして生きておくれ」といつもよび続けていられます。私たちがお念仏を称えることは「阿弥陀さま、いつもありがとうございます」と応えていくことです。

at 01:09, 不死川 浄, -

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