2010.07.29 Thursday
仏のみ名を聞く
仏説無量寿経の48願の中や親鸞聖人のご和讃に「仏のみ名を聞く人は、ながく不退にかなうなり」とあるように、、阿弥陀如来は私たちに、我が名(南無阿弥陀仏)を聞く人になって欲しいと願われています。浄土真宗の要は、私たちが仏のみ名を聞く人になることです。 仏のみ名を聞く人は必ず仏となることが出来、決して不退することはないのです。 仏のみ名を聞く人とは、阿弥陀如来の願い、はたらきが我が身に届き、念仏を称える人となることです。 いつも自我中心に生き、ありのままをありのままに見ることが出来ず苦しんでいる私たちに、大いなるいのちの世界から、如(ありのまま)の世界から来て、つねに如に背いて生きている私たちに、いつも「我にまかせ、必ず救う」「真実に目覚めよ」と、南無阿弥陀仏となってよび続けてくださっているのです。 仏のみ名を聞く人になりましょう。 お念仏を申す人になりましょう。