2009.04.29 Wednesday
本当のこと
人間とは何が本当かと求めている生き物です。本当のことに出遇ったら人間は満足するのです。
仏教は何が本当か、真実かを教えているのです。親鸞聖人は、何が真実かを求めて生きぬかれました。しかし自分の方から真実を求めても得ることが出来なかった。真実は人間の方から求めて得るものではなく、向こうの方から真実の方から働いているものであることに気づかれたのです。
「真実というは、すなわちこれ如来なり」と、『涅槃経』にあるように、如来はいつも私たちに「真実にめざめよ」とよびかけ働いているのです。そのよび声が念仏です。親鸞聖人は、この無常の世の中で変わらない真実は、ただ念仏のみであると述べられています。
念仏に遇うと、我が身が喜ぶのです。安らぐのです。私が私であって良かったと満足できるのです。
仏教は何が本当か、真実かを教えているのです。親鸞聖人は、何が真実かを求めて生きぬかれました。しかし自分の方から真実を求めても得ることが出来なかった。真実は人間の方から求めて得るものではなく、向こうの方から真実の方から働いているものであることに気づかれたのです。
「真実というは、すなわちこれ如来なり」と、『涅槃経』にあるように、如来はいつも私たちに「真実にめざめよ」とよびかけ働いているのです。そのよび声が念仏です。親鸞聖人は、この無常の世の中で変わらない真実は、ただ念仏のみであると述べられています。
念仏に遇うと、我が身が喜ぶのです。安らぐのです。私が私であって良かったと満足できるのです。