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自然と人間

 『阿弥陀経』に「共命鳥」(ぐみょうちょう)という鳥が出てきます。胴体は一つで、頭が二つあり、命を共にする鳥です。頭が二つあるので考えにも相違があり、いつも争っていました。ある時我慢の限界に達した左の頭の方が、右の頭がいなかったらどんなに自由に楽しく暮らせるだろうと思い、右の頭に毒を飲ませることにしました。すると食べたほうの右の頭は苦しみ死んでしまいました。左の頭は、これで自分の思い通りに生きていけると喜んでいたら、胴体は一つですから、毒がだんだんと全身に回り死んでしまうのです。この話はいろいろなことを教えています。すべてのいのちは単独で存在するものでなく、互いに関わりあって存在しているのです。自然と人間の関係も同じです。地球という一つの世界にいながら、人間が快適な生活を求めて、自然を破壊してきました。人間の都合で自然を変えていきました。いまその結果がそのまま出てきました。新型コロナウイルスも、プラスチックごみによる海洋生態系の損失も、温暖化による海面上昇、豪雨、熱中症など、自然を破壊した付けが回ってきています。他を滅ぼすことは自分自身を滅ぼすことになるのです。他を生かすことが自分自身をも生かすことになることを、極楽の鳥である「共命鳥」は教えているのです。

at 01:45, 不死川 浄, -

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