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煩悩具足

 私たちは愚痴や悪口は、小さい時から習っていないのに、縁あるごとに言ってしまっています。何故か?それはもともと身についているからです。それを煩悩具足(ぼんのうぐそく)といいます。もともと身についているから、無くそうとしても無くならないのです。それ故に煩悩は無くそうとしてはいけないのです。無くそうとすればするほど苦しむのです。無くなるはずはないのに無くそうとするから苦しむのです。「掃けば散り、払えばまたも散り積もる、人の心も庭の落ち葉も」です。煩悩は見えたらいいのです。見えたら煩悩に振り回されなくなります。「自分の頭に角が見えたら、怒りは静まるのです」。ただ自分では煩悩が見えないのです。仏の光に照らされなければ見えないのです。仏法を聞き、どこまでも煩悩具足の凡夫であったと気づかせていただくのです。あるお婆さんの言葉です。「仏法を聞いていいもんになろうと20年頑張ってきましたが、やっとダメなもんやということがわかってきました。ダメなもんやということがわかって、はじめて仏法が身についてきました」。私たちの固い自我の心のドアーが開き、仏さまが入ってくださり、仏さまが同居してくだされば、縁あるごとにお念仏(仏さま)が口から出てくださるのです。

at 16:38, 不死川 浄, -

comments(1), trackbacks(0), pookmark

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R, 2018/06/22 11:29 PM

私に今できることは、仏法を聴くことですね。近くのお寺で正信偈講座があるので参加してみたいと思います。一歩踏み出さないと何も始まらないように思います。










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