2015.08.30 Sunday
自分を見つめる旅
今年も8月19日から29日まで旅に出かけました。毎年恒例で、私にとって年間行事の一つです。大げさな言い方をすれば生きている証でもあります。旅をしながら見知らぬ土地で、今私はここに生きているという実感があります。日常生活ではあまり感じません。旅は自分を見つめなおすことが出来ます。旅をしながら自分を振り返り、自分の弱さ、愚かさ、未熟さを知り、これからどう生きていくかを見つめなおす貴重な体験です。今年も友と二人で、往復の飛行機だけ予約し、現地で安い宿を探しバスや船や地下鉄で移動し、若者のバックパッカーのような旅でした。まず中世の建築が美しく残り、百塔の街といわれるチェコのプラハで2泊し、バスで移動し世界遺産の村チェスキークロムロフで1泊。ここの城の塔からの景色は見事でした。ちなみにこの地での宿は一泊1500円でしたがとても快適でした。白タクのような専用車でウイーンに行き一泊し、翌日はべートーベンゆかりのウイーンの森を散策し、ドナウ川を船でスロバキアのブラチスラバに行き二泊し民族音楽の生演奏を聞く。次に9ユーロでしたがとても快適なバスでハンガリーのブタペストに行き二泊。ブタペストのドナウ川沿いの景観は本当に見事でした。何度見ても素晴らしかった。10日間の珍道中でしたが五つの国を回り、それぞれの国の歴史や文化や経済や言葉の違いを感じ、いま私はここに生きているということを感じ、自分を見つめることが出来た有意義な旅でした。