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感謝について

 「縁起」ということは仏教の中心思想ですが、よく「縁起がいい」とか「縁起が悪い」という言葉を聞きますが、これは仏教でいう縁起ではありません。縁起の前に「私」が先にいるので自分の都合で判断しているのです。良いことも悪いこともご縁です。いただきものです。そのご縁を受け止めて生きることを教えています。受け止めると悪いと思っていたご縁も必ず生きてきます。「感謝」ということも、私たちが言う感謝は、都合の良いことだけ感謝し、都合の悪いことは感謝できない。この感謝なら、喜んでいても都合が悪くなればすぐに愚痴や恨みになります。感謝とはいますでにいただいている恩恵に気づくことです。天地自然の恵み、無量のいのちに支えられ生かされていることに目覚めることです。仏や神にお参りするのは、お願いではなくお礼です。いまいただいているいのちの真実に感謝せず、もっと欲しいというのは我欲の満足に過ぎません。いのちの真実に出遇わないと感謝といっても駄目なのです。人間は慣れてくると「おかげさま」を忘れ、「あたりまえ」になり感謝する心を忘れて、自分の力だけで生きていると錯覚し傲慢になります。この錯覚が我欲を求め、人間同士の争いを起こします。この世で最も不幸なことは感謝の心がないことです。それ故にこそ、謙虚に仏さまの教えを聞かねばならないのです。

at 17:46, 不死川 浄, -

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