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煩悩をくすぐる

 ミルクボーイが関西電力のコマーシャルで、「なっトクパックは電気もガスも下がり、スマホで簡単、楽して得したいという人間の煩悩をくすぐるメニューなのよ」と話しているように、人間は煩悩をくすぐられると心が動きます。少しでも楽したい、得したいという心を持っています。買い物一つでも少しでも得したい、損はしたくないという心が働いています。煩悩とは身を煩わし心を悩ますものです。私たちにとって本当に嘆かわしく浅ましいものです。しかし煩悩は、臨終の一念にいたるまでとどまり、消えず、絶えずで無くならないのです。この我が身のいのちの事実を知るべきです。仏法を聞くとは、仏さまが、我が身がどこまでも煩悩具足の凡夫であることを知らせて下さるのです。そして煩悩いっぱいの私たちを必ず救うとはたらき続けて下さっているのです。煩悩とは無くそうとしないことです。無くそうとしても無くなりません。無くそうとするから苦しむのです。煩悩は見えたらいいのです。煩悩が見えたら、この私を必ず「そのまま救う」という阿弥陀さまのお慈悲が身に沁み込んでくるのです。煩悩で苦しんでいるからこそ、阿弥陀さまは救わずにおかないとはたらき続けて下さっているのです。もし煩悩が無くなれば仏さまと縁が切れ、仏さまの用事が無くなるのです。いくら信心をいただいても煩悩は無くなりません。縁次第で起こってきます。煩悩と仏さまと一緒に生きるのです。煩悩の火を燃やしながら、煩悩を見せてもらって、仏さまとともに無碍の一道を歩んでいくのです。

at 20:52, 不死川 浄, -

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